…1970年代初頭より、アジア人初のトップ・モデルとして世界を舞台に一世を風靡するとともに、国内に向けても日本女性の新たな美を提示した山口小夜子。彼女が晩年の数年間、若い世代の表現者たちと、ファッション、音楽、映像、演劇、朗読、パフォーマンス、ダンスなどが混在する実験的な試みを行っていたことは、これまで十分に紹介されてきませんでした。本展覧会は、彼女の生涯を振り返りつつ、常に時代の先端を走り続けたその遺伝子を未来へと渡すものです。その軌跡を通して、世界を視野に独自性を形成していった70年代以降の日本文化の、極めて重要な一断面が明らかになるはずです。本展はふたつの要素が入り組んだものとなります。ひとつは、コラボレーションを通じて、世代やジャンル、東洋と西洋、オーバー・グラウンドとアンダー・グラウンドなど、異なるものを繋ぎSAYOKOというひとつのジャンルを打ち立てたと言うべき山口小夜子の軌跡を、アーカイヴとともに辿るものです。…
(2015.04.11 – 2015.06.28 東京都現代美術館)
…備忘録として…
・今回もまたまた東京都現代美術館。ホームグラウンドです。
・そして今回も子供は全然居ませんでした。
ファッション関係者が多そうな感じです。
・緊張するような美人さです、さすがトップモデル。
うちの娘もかろうじて『髪型』だけは。
・マネキンが登場するインスタレーションが良かったです。