益子陶器市 2006春

Written by kamochan May 8th, 2006

2006.04.29 – 2006.5.7 益子町にて開催された。毎年、春・秋で開催されていると思います。

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……益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われます。以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展をとげます。1924年、濱田庄司がこの地に移住し「用の美」に着目した柳宗悦らと共に民芸運動を推めるかたわら、地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は「芸術品」としての側面ももつようになります。現在、窯元は約380、陶器店は50。若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。春と秋には陶器市が開かれます。……
(2006.04.29 – 2006.5.7 益子町観光協会)

嫁さんの実家のほど近くに、「益子焼」で有名な益子町があり、ゴールデンウィークにちょうど陶器市をやっていると言うことで早速出かけてみました。陶器市はゴールデンウィーク恒例のイベントで、開催前半はものすごい人出だそうなのでその期間を避けて行ってきました。今回は嫁さんの実家から地元の強みを生かして裏道から40分で到着。東京からだと東北道か常磐道を使って、だいたい2時間30分で到着と行ったところでしょう。

この日はAM10時頃に到着して、メインストリートの中心に近い共販センターの側の駐車場に駐めることが出来ました。陶器市開催中、お店のアクセスに便利な駐車場は有料(500円/1日)になっていましたが、東京だと1時間分の金額です。陶器市の前半はAM9時30分頃でも道が混み、会場の近くの駐車場はほとんど一杯になっているそうなので、とにかく早く行くことがおすすめです。

訪れる前までは「焼き物?そんなの見て面白いのか?」と思っていたのですが、ベテラン作家の存在感ある作品はもちろん、若い作家や外人作家の作品ではお洒落なデザインのものも多く、ぶらぶら見ているだけでも楽しいですし、思わず買ってしまったものもあってから焼き物への考えが変わった次第です。この日は以前来た時の落ち着いた雰囲気と全然違う、学園祭のようなアットホームなお祭りムード。小さな出店から大きなギャラリーまで、多種多様な焼き物が出ています。

セレクトショップ、G plus two naughtsの軒先
メインストリートの様子。クリックすると大きな写真になって雰囲気がつかめるかと思います。

 

マップをあちこちで配っているので、それを貰ったら後はもうブラブラ適当に歩きます。とにかくお店はたくさんあるので面白いです。だいたいどのお店も1割引で買うことが出来てお得です。お洒落な物を効率よく探したい場合はギャラリーを中心に見るのが良いかと思います。食器を揃えるため、一気に数を仕入れたいときは、交渉次第でさらに割引の効く出店で買うのが良いでしょう。また、作家さん自体が店を出していることも多いようで、気に入ったものがあったら名刺を貰っておくと、後でまた欲しくなった時に重宝します。

というわけで、個人的に役に立ったページと、気に入った作家さんのページを備忘録として列挙しておきます。
益子町観光協会
栃ナビ
陶器ギャラリー 陶庫
益子 もえぎ
益子焼こうじんや 業務日誌(weblog)
□石岡信之
□大畠宏文
□ダグラス・ブラック(Douglas Black)
アロン・サイス(Arron Scythe)

#2006.11.15追記:石岡信之、ダグラス・ブラックの作品がオンラインからでも購入することが出来ます。プロフィールもありますよ。
益子や

#普通の土日であればじっくり街全体の店を見て回ることが出来ます。SLが走る真岡鉄道でも来れますが、買った陶器を持って帰ることを考えると車かバスツアーで来るのが良いのかも知れません。最終日は出店だとさらに値引きが効く(?)そうですよ。

 

  • Photo: kamochan

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